フリーランス協会
今回は、私が先日入会した「フリーランス協会」について
- どういう経緯で協会に入ろうと思ったのか
- なぜ「フリーランス協会」を選んだのか
- 入会してのメリットは?
- どんな人にオススメなのか
という流れで分かりやすく簡潔にまとめて記事にします。
どういう経緯で協会に入ろうと思ったのか
今年の1月に個人事業主として開業し、独立したデザイナーになりました。お陰様でどんどん収益も増え、案件数も当初の数倍になってきた上で、会社員と違いフリーランスは全ての責任を自分で背負わなくては行けない状況になります。そのための対策を取りたいと言うのが団体や協会への入会をしようと思った理由です。
時期的に、お気付きの方もいると思いますが諸会費は経費として計上出来るため今年度分の節税の一環にもなります。
なぜ「フリーランス協会」を選んだのか
今回、他にも
- 公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
- 一般社団法人 総合デザイナー協会
- 一般社団法人日本Web協会[JWA]
などと迷いましたが、何故最終的にフリーランス協会に入ろうと思ったのかというと、
①年会費が一番安い
→なんと、こんなに特典やメリットがあって、たったの「10,000円」
②他より会員のメリット、使える特典の詳細が分かりやすい
③サイトが見やすくて好み
④自動付帯する保険と、任意で追加で付けれるものがある
フリーランスにありがちなリスクをまるっとカバー!
https://www.freelance-jp.org/benefits#liability
業務遂行中の対物・対人の事故だけでなく、情報漏えいや納品物の瑕疵、 著作権侵害や納期遅延など、フリーランス特有の賠償リスクに備え、 国内初の幅広い補償を実現! 大手保険会社4社による共同保険で、 一般会員はもちろん、発注主も補償対象となるため、 安心して業務を発注してもらえる点も大きなメリット。
こちらの4つが主に決め手となりました!他にもメリットについて見てみましょう。
入会してのメリットは?
メリットも複数ありますが、それはフリーランス協会のサイトを見れば分かると思いますので、中でも私がメリットだと感じたものをピックアップして紹介していきます。
ChatWork
月額400円の「パーソナルプラン」が無料になるのです。これはとても大きいですよね。最近はSlackとChatWorkを使っている人が多いと思いますが、ChatWorkは有料プランにしないとグループが5件から増やすことが出来ません。なので必然的に有料プランに加入している人が多数だと思いますが、それが年間会費で無料になるのです!実質これだけで400円×12ヶ月で4,800円お得になるんです。会費の半分はすでに元をとったような物ではありませんか…太っ腹ですよね。
オンライン学習のプラットフォームSkillsBuild
オンライン学習のプラットフォームSkillsBuildは、これまでの経歴、教育や人生経験にかかわらず、今の社会で需要の高いスキルを習得し、よりよい就労への道を開くことを支援するIBMの社会貢献プログラムです。フリーランス協会では、18歳以上の一般会員・無料会員へのベネフィットとして「SkillsBuild」を無料提供しています。
IBM社員によるコーチング・サポートやIBMと企業パートナーが提供する6000を超えるオンライン学習コンテンツを好きな時間に好きな場所から無料で学ぶことができます。
これからビジネスに必要なコミュニケーションやリーダーシップ、問題解決のためのスキルや、IT 基礎/専門知識・デジタル・マーケティングなど成長性の高い分野の知識を学ぶことにより、新たな分野での案件獲得やご自身の事業促進にお役立てください。
https://www.freelance-jp.org/benefits#b208
なんと18歳以上であれば、オンライン学習のプラットフォームを使用することが出来るではありませんか!
■認定バッジについて
SkillsBuild では学習成果を証明するための 6 つの認定バッジを授与します。詳しくは下記もご覧ください。http://skillsbuild.org/ja/badges/
情報技術についてのプロフェッショナルスキル
バッジ発行までの受講予定時間: 24 – 48 時間このバッジの獲得者は、情報技術の働き手に求められる、プロフェッショナルとして成功を収めるための主要スキルならびに主要ソフト・スキルについて理解していると認定されます。このスキルや行動関連の知識には、プレゼンテーションの作成および実施、お客様に高品質の作業や実績をもたらすよう、プロフェッショナルとして仕事をこなす上でのアジャイル手法の活用、チームとの効率のよいコラボレーション、影響力のあるコミュニケーション、統制のとれた集中的な方法による課題への取り組み、問題の解決とソリューションの実装などがあります。
情報技術についての必須スキル
バッジ発行までの受講予定時間: 24 – 48 時間必須スキルとは、デジタル革新の只中にある経済活動において成功を手にするためにプロフェッショナルに求められる、業界知識と最新式の仕事のことをいいます。このバッジの獲得者は、アジャイルおよびデザイン思考の方法論とプラクティスの活用・適用方法について知識があり、同時に今日の仕事の原動力となる主要技術 (クラウド・コンピューティング、人工知能、データと分析、モノのインターネット、ブロックチェーン、セキュリティーなど) について把握していると認定されます。
サイバー・セキュリティーの基礎
バッジ発行までの受講予定時間: 24 – 48 時間このバッジの取得者は、サイバー・セキュリティーの概念、目的、実践について基礎的な知識を有していると認定されます。これには、サイバー脅威グループ、攻撃の種類、ソーシャル・エンジニアリング、事例、全体的なセキュリティー戦略、暗号方式、サイバー攻撃を防止および検知し、それに対応するために組織が取る一般的なアプローチが含まれます。また、雇用市場を把握していることも含まれます。バッジ取得者は、この知識を使用して、サイバー・セキュリティーのさまざまな職務についての学習をさらに進めていくことができます。
顧客サービス(カスタマー・エンゲージメント): コミュニケーションとパーソナリティーの力学
バッジ発行までの受講予定時間: 24 – 48 時間このバッジの獲得者は、人間関係を構築し、生産的なコミュニケーションを行うための方法論やベスト・プラクティスについて理解していると認定されます。受講者は、明瞭簡潔なコミュニケーション・スキルについての知識を身に付け、いつどのように「ノー」を言うべきか理解しているとともに、同僚と効果的にコラボレーションできるようになります。受講者は、お客様の成功に絶対不可欠な人物像や行動特性について知識を身に付け、性格の強みと弱みを自己診断して、こうした特性の改善に必要な戦略をとる能力を身に付けることができます。
顧客サービス(カスタマー・エンゲージメント: 問題解決と工程管理
バッジ発行までの受講予定時間: 24 – 48 時間このバッジの獲得者は、組織を通じて、またお客様の事業の成功に絶対不可欠なリソースや情報の入手、活用を通じてお客様の問題を解決する上で絶対不可欠な、知識とベスト・プラクティスを獲得していると認定されます。受講者は、サービス・レベル契約 (SLA) に関する概念と方式、サポート・チケット・システムの適用、ナレッジ・センター・サービス (KCS) の方法論、効果的なキーボード入力および口述筆記のスキルの適用について理解することができます。
Web 開発入門
バッジ発行までの受講予定時間: 24 – 48 時間このバッジの獲得者は、Web 開発の概念と実践について、また職場でそれらの知識をどのように活かせるかについて深く理解していると認定されます。Web 開発者という役割を成功させるために必要な問題解決スキル、Web が機能する仕組み、さらには Web サイトを構築するための基本概念および主要なツールとテクノロジーについて理解している個人です。バッジの獲得者は、Web 開発におけるさらなる研究の基礎としてこれらのスキルを活かすことができます。
Web 開発者のための基礎
バッジ発行までの受講予定時間: 24 – 48 時間このバッジの獲得者は、フロントエンドの Web 開発の概念、原理、および実践について基礎的理解を得ていると認定されます。また、HTML、CSS、JavaScript といった、Web アプリケーションを作成するためのプログラミング言語やフレームワークの使用方法についても理解しています。バッジの取得者は、これらのスキルを活かして Web 開発者としてのキャリアを積み、さらにキャリアアップできます。
https://blog.freelance-jp.org/20200722-10047/
フリーランスは上司や先輩がいて、スキルアップをさせてくれる環境とは違い、自発的に学習をしなければスキルアップ出来ないので、学習できる場があるのは非常に助かりますね。
福利厚生サービス「WELBOX」
大手企業も導入する福利厚生サービス「WELBOX」が一般会員は第二親等まで利用可能。
https://www.freelance-jp.org/benefits#welbox
全国3,000施設の健康診断や人間ドックの割引、スーパー銭湯やマッサージなどのリラクゼーション、eラーニング、
子育て支援、税務・法務相談のほか、映画やカラオケなどのレジャー、グルメやショッピング、出張にも便利な旅行
関連の優待など、多彩な特典をお楽しみいただけます。
福利厚生が無いフリーランスにとってこれは嬉しいサービスですよね!
その他任意保険として
- ケガや病気による「働けなくなったら」を補償してくれる所得補償プランとして、傷病手当金や労災保険に代わり、フリーランスの健康リスクに備える安心の補償
- 年額5,000円から加入できるフリーランスのための弁護士費用保険
- 「介護離職」「介護破産」介護問題に備えるフリーランスのための介護保険
- 3種類の保険金がついた家族も守れる「エヌエヌ生命保険」
自分に合った追加の保険も会員価格で追加で入れるのもメリットですよね。
どんな人にオススメなのか
フリーランスとして活動し始めた人、開業したばかりの個人事業主、副業で個人での仕事を始めた人にオススメです。
独立して仕事をするのは、とても楽しく有意義な時間でお金を稼ぐことが出来ますが、それに伴ってリスクも増えてきます。
もし、事故に遭って納品が遅れてしまったら?著作権侵害で訴えられたら?突然地震が起きて、案件の継続が不可能になったら。そんなリスクに対応する意味でも是非1つは補償のある協会や団体に入るべきです。
いや、入っていないのは家を購入して火災保険や地震保険に入っていないくらいリスク管理が出来ていないと言っても良いでしょう。
是非、この機会にフリーランス協会を調べて「こういうものもあるんだなー」と知っておくだけでも今後の人生が変わってきますのでこの記事が、何かの役に立てればと思います!ご一読ありがとうございました。
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