丸でロゴを作るまで

ということで今回はタイトルにもある通り円を使ってのロゴを作る過程を記事にしていこうと思います。

まず、今回の題材は地元である「愛媛県」を題材にしたロゴをデザインします。私の中のイメージはこんな感じです。「みかん」「瀬戸内海」「鯛」を今回のモチーフとします。ちなみに鯛めしは愛媛県の郷土料理です。

ちなみに、鯛めしは2種類あって松山市を中心とした中予~東予地方の「鯛めし」は、焼いた鯛を昆布だしでふっくら炊き込んだ「松山鯛めし」。それに対して、宇和島市を中心にした南予地方の「鯛めし」は、生卵入りのタレに漬けた鯛のお刺身を、タレごと温かいごはんに掛けていただく「宇和島鯛めし」があります。 

これが最初にいつも僕が作るようにしてる、大まかなイメージをデザイン化する作業で出来たものです。なるべく簡素することで、そこから自由な発想で進めていけるようにしています。

それでは、仮モチーフを左上において、円を使っての成形に入ります。
どのような根拠でおいていくかと言うと、黄金比や白銀比等難しいものもありますが、今回はすごく簡単に「円と円の接点を作っていく」という作業をしていきます!!

ちなみに、またまた余談ですが黄金比はみなさん一度は見たことがあるこちらですが、

白銀比と言うものは

このような形をしていて、身近なところで言うとA4やA3等のA版がこの比率で作られております。
また「大和比」とも呼ばれるほど日本人に馴染みがあるとされている白銀比。
西洋の黄金比と同じように、白銀比は、世界最古の現存する木造建築物である法隆寺の金堂や五重塔に使われており、国内の寺社建築や仏像の顔、日本絵画など「日本人が美しいと感じる比率」として古くから用いられています。

さて、毎度のように横槍を入れてしまいましたが先ほどのものに、更に円を足して行きます。

円についている色は何かと言うと、大きさごとに色分けをしております。無作為に円の大きさを置いていっても良いですが、逆にそれでは纏まりを出すのが難しくなります。

先ほどのものに、僕は魚の顔が見えましたので、緑の大きさの円を足しまして尻尾を作りました。本当にモチーフが見えてくるまで適当に円を置いて、自分が「見つけた!」となったら形にする感覚です。

ここで、これは魚でもあるし、瀬戸の波を表しているようにも見えるので、両方が混在しているイメージとしよう。と考えました。残りは、みかんなのでベースの円を利用して葉っぱの構図を試行錯誤しています。

みかん部分も塗り絵の感覚で、円と円で出来た形に色を付けます。

そうして出来上がったのが、上のロゴになります。ちゃんと愛媛感出てますかね?本当にロゴって理論的に作ろうと思えば偉い人たちみたいに難しそうに作れますが、円を重ねるだけでも十分な形になります。画像だけ見れば難しいことをしているように見えますが、記事として、その画像の時は何をしているのかを説明できるのはブログを始めて良かったなぁと思える瞬間ですね。

今後も、デザインについて記事にしていきますので、是非またお越しくださいませ。それでは!

Primitive-Seed

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。