プログラミングの知識がなくても、サイトやアプリが簡単に開発できる「ノーコードツール」が、現在注目されています。ノーコードでできることも増えており、サービスは増加する一方です。
そこで今回は、ノーコードツールとはどのようなものなのか、導入するメリットや特徴もあわせてご紹介します。
ノーコードツールとは?
「ノーコードツール」は、ソースコードを書かずにあらゆる開発ができるツールです。
通常、アプリケーションなどを開発するためには、ソースコードを扱える専門知識が必要でした。
しかし、ノーコードツールではソースコードを書かなくてもよいため、専門知識がない人でも、サイト制作やアプリ開発が可能です。
ノーコードツールを導入するメリット
ノーコードツールは、プログラミングなどの専門知識を必要としません。
新たにエンジニアを雇う必要もなく、既存のリソースで対応できます。
また、外部業者への委託なども必要なく、コスト削減が可能です。
簡単な操作で対応できるツールが多く、開発に時間がかからない点もメリットといえます。
ノーコードツールのデメリット
一方で、ノーコードツールには対応できる機能に制限があります。
ノーコードツールは、操作のわかりやすさを重視しているため、複雑なプログラムを組むことができません。ツール内で提供されている機能しか使用できないため、再現性に限界がある点がデメリットです。
ノーコードツールでできること
ノーコードツールを使えば、簡単な操作であらゆる開発が可能です。
では、具体的にはどのようなことができるのでしょうか?
ここでは、ノーコードツールでできることを、4つご紹介します。
Webサイト制作
まずは、Webサイトの制作です。「Wix」や「STUDIO」といったサービスでは、直感的なマウス操作のみでWebサイトを作ることができます。
ECサイト制作
Webサイトと同じように、ECサイトもノーコードで開発が可能です。「BASE」や「STORES」といった無料ツールが増えており、気軽にオンラインショップを開設できるようになりました。
アプリ開発
Webアプリやネイティブアプリも、ノーコードで開発できます。「Yappli」や「Buildbox」などのサービスでは、スマホ向けアプリもノーコードで開発が可能です。
業務改善・業務効率化
ビジネスでもノーコードツールは活躍しており、業務改善や業務効率化が可能です。ワークフローの改善や顧客管理など、あらゆる分野でノーコードツールが使われています。「Kintone」や「Salesforce」などが代表的なツールです。
ノーコードツールについてのまとめ
ノーコードツールのサービスは増えており、気軽に使うことができるようになりました。機能に制限はありますが、無料ではじめられるものも多いため、コスト削減にもつながります。自社開発は諦めていた、という方でも、1度ノーコードツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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