コロナ禍でテレワークが増加
今年は春先からのコロナウイルスの影響で、テレワークやリモートワークが急増しました。そのため、在宅勤務の人も大変多くなり、自宅の仕事環境の整備が必要になりました。
家にいることが多くなれば、普段会社で勤務していた時と違うコストが発生します。特に冬は炬燵やエアコン、ストーブ、ヒーターなどの暖房器具を使う機会が増えます。
そのため、例年より暖房費に対するコストが増えますよね?
炬燵とその他の暖房器具(エアコン、ストーブ、ヒーターなど)はどちらの方が安く済むのでしょうか?
また、床と椅子での長時間テレワークに耐えうる姿勢は、どちらの方が体にとっても良く、楽なのでしょうか?
冬のテレワークコスパの良い暖房器具とは?
在宅ワークの中でこの冬問題になるのが、暖房器具の電気代です。電気代を安く抑えるためには、まず暖房器具の特徴を知ることが大切です。
なぜなら、暖房器具ごとに暖め方があるからです。また、どの場所でその暖房器具を使うかも重要になります。
暖房器具を使う場所と目的を考えて、なるべく電気代をかけない暖房器具を選んでいきましょう!
それでは暖房器具それぞれの特徴、温まるまでに要する時間、最適な設置場所、コストを見ていきましょう。
暖房器具のコストに関しては、8畳の部屋で1kWhあたりの電力量の料金を27円で換算した料金で比較していきます。
①エアコン・ファンヒーターの場合
空気全体を温風の循環で暖めるので、部屋が暖まるまでに大変時間がかかります。
エアコンはリビングなどの広い空間の空間自体、ファンヒーターは室内全体を暖めたい時に使うと良いです。
部屋の広さにも比例しますが、8畳~10畳対応のエアコンの電気代は1時間で約2.8円~53.5円になります。
8畳対応のセラミックファンヒーターは、1時間で約14.9円~32.4円になります。
②電気ストーブ・パネルヒーターの場合
電気ストーブはカーボンヒーター、ハロゲンヒーターなどを指します。
これらは赤外線や遠赤外線などの熱エネルギーで、電磁波の熱により物体を暖めます。空気そのものを暖めるというより、その前に座っている人の体をすぐに暖めてくれます。
どちらとも、暖めたい場所が決まっていたり、エアコンなどで部屋の空間が暖めるまでのつなぎとして使うと効果を発揮します。
カーボンヒーターの電気代は1時間で約12.2円~24.3円になります。
ハロゲンヒーターはあまり大きなものがないので、3畳用ので1時間で約8.9円~約27円になります。
パネルヒーターは1時間で約13.5円~約27円になります。
③オイルヒーターの場合
オイルヒーター本体の放熱により起きる空気の自然対流で暖めます。本体内のオイルが暖まるまで時間がかかるのが難点です。エアコンやファンヒーターなどと同様に、空間や室内自体を暖めたい時に使うと良いです。
8畳のオイルヒーターの電気代は1時間で約12.7円になります。
④こたつの場合
こたつテーブルの下のやぐら部分にヒーターなどの発熱体をつけ、こたつ布団でテーブル全体を覆ってあるので、その中に入るとすぐに手足や体を暖めることが可能です。
こたつはすぐに体を温めることができるので、エアコンやヒーターなどのメインの暖房器具の温度を下げて、一緒に使うと暖房費を下げることもできますね!
こたつの電気代は1時間で約2.2円~約4.3円です。
他のどの暖房器具と比べてもダントツで安いですね!
⑤ホットカーペット・電気毛布・電気ブランケット・電気ひざかけの場合
カーペット、毛布、ブランケットの中に電線を入れ、その電線に電気を通すことで暖めてくれるものです。電線に電気は伝わりやすいで、すぐに暖めることができます。電気ストーブやパネルヒーター同様に、ホットカーペットや電気毛布は暖めたいものや場所が決まっている時に最適です。
電気ブランケットや電気ひざかけは、こたつ同様、メインの暖房の電気代を下げたい時に併用して使うと良いです。
ホットカーペットの2畳対応もので電気代は1時間で約6.2円~約8.8円になります。
電気毛布が1時間で約0.6円~1円で、電気ブランケットと電気ひざかけは160cm×70cmのもので1時間で約1.1円になります。
こたつや電気毛布などをうまく使うのが、1番コストが安く済みそうですね!
また、最近は電力会社以外にも楽天でんきやソフトバンクでんきなどの安い料金プランもたくさん出てきているので、料金プランを見直してみるのも1つの方法ですよ!
テレワークの仕事の効率は姿勢で決まる?
テレワークで長時間仕事をするためには、疲れない姿勢が1番ですよね!
床やこたつに座って仕事をするのと、椅子に座って仕事をするにはどちらの方が良いのでしょうか?姿勢は脳の働きや仕事の効率にも影響があるのを知っていましたか?
骨盤が立っている姿勢の状態が1番良いとされます。椅子に前かがみでお尻を1番後ろまで引いて座るのがいいですよ。床やこたつなどは猫背になりやすい姿勢のため、深い呼吸をするのを妨げてしまいます。
脳のエネルギーである酸素が欠乏状態に陥り、頭がぼーっとしてしまいます。1歩間違えれば、眠ってしまうかもしれません。
また、猫背は筋肉に負担がかかりやすく、肩こりや腰痛を引き起こすこともあります。
仕事の効率が上がるのは、椅子でよい姿勢をするのが1番良いようです。
まとめ
電気代を考えると炬燵で、長時間疲れない姿勢を考えると椅子・・・。
かなり難しい選択ですね。
総合的に考えると、椅子に電気毛布、電気ブランケット、電気ひざかけなどをかけて、デスクワークをするのが1番効率的かもしれませんね!
これらを参考に是非テレワークで実践してみてください!
コメント
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。