新型コロナの影響を受けたデザイナーが稼げるようにしたこと

新型コロナの影響を受けたデザイナーが、月収50万以上稼げるようにしたこと

新型の影響で、4月〜7月まで収入がほぼ無くなった今年開業の個人事業主デザイナーが10月11月には月50万以上稼げるようにしたこととは?

期待に満ち溢れた年の始まり

僕は今年の1月に開業したばかりの個人事業主です。その当時はコロナの「コ」の字もなく、結婚も同月末にしたばかりで、明るい未来になるはずでした。そう…「新型コロナウイルスが出てくるまでは」です。

1月にコロナウイルスは武漢で原因不明の肺炎として発表されていて、その当時はまだ、「へぇ中国では大変なことになっているなぁ」でした。そう、「対岸の火事」だったのです。

2月ごろにクルーズ船問題が日本でも起こってから事態は一変しました。まさにそこからどんどん日本にも感染者が広がって当時は1人1人の移動経路まで詳細に発表されていき、マスクがどこでも買えない状況になりましたね。

私はといえば、まだこの時は収入に打撃を食らっていません。なぜなら仕事を納品し終えた月の、次月に振り込みのシステムを取っていたからです。なので3月までは一般の会社員くらいは稼ぎがありました。

まだ私は気付いて無かったんです。日々の仕事に追われて、新規の仕事がほぼ見積もり依頼すら無いことに。

気付いた時には

生活面も結婚後引っ越しをして新生活が始まり、開業したばかりで、さらに新型コロナウイルスで生まれて経験もしたことがない世情のなかで、やっと気づけたのは仕事が落ち着いてきた「4月」でした。

「あれ…??仕事が無くなってきたし、今月の収入はギリギリ10万、?!?!5月の収入予定は3万?!?!このまま行けば6月は収入0?!?!」

そう、気づいた時には遅かったのです。私は何と4月から7月の間収入が10万以下でした。

仕事が激減した理由とは?

一体何が原因だったのかと言うと、私の顧客が飲食店やイベント運営だったことが要因でした。飲食店もイベントも今では形態を整えて営業を行っておりますが、当時は自粛に自粛。全てキャンセル、店は閉める。そんな事態に陥っているのに、なんと私は浅はかだったのか…「大変な人たちがいるなぁ、デザイナーには関係なくてよかった」本気でそう思っていたのです。

しかし、関係が無いわけがありません。クライアントとなる人たちが動けなくなるなら、私の仕事が無くなるのも、また道理なのです。それを4月に気付けた私は遅かったのか、早かったのか、今となっては分かりませんし、今だからこそ客観的に見て何故気づかなかったのかと悔やみますが、初めてのことだらけで余裕が本当に無かったのです。

需要の変化

前説が長くなりましたが、ここからが本題です。

要約すると、新型コロナウイルスで実際に足を運ぶ機会が減った世界では、一気に紙のポスターやフライヤー・チラシの需要が落ち込みました。紙デザインの需要が落ち込むと反対にwebのデザインの需要が高まりました。

皮肉にも私は、webクリエイターの専門学校に進学卒業したにも関わらず、敢えて紙に引かれてグラフィック・DTPデザイナーになったのです。しかし、webを学びながら紙に惹かれたように、2つは似ている点も非常に多くあります。

もうお分かりだと思いますが、そうです。紙からwebにデザインの手段を変更したのです。

しかし言葉にすると簡単ですが、紙とwebは似て非なるものです。そんなパッと切り替えることは出来ません。まず色のルールが違います。紙はCMYKという4色を混ぜて色を表現しますが、webは光の三原色であるRGBです。(色に付いては良く聞かれるので後日記事にします。)

また、紙は印刷するサイズをこれ!とき一度決めたら変更がないですが、webは良い意味でも悪い意味でもサイズが無限のパターン有ります。

そして何より、流行やトレンドが全く違うのです。そんなに似て非なるグラフィック・DTPデザイナーから、WEBのデザイナーに戻る為に勉強をし直しました。

収入が無くなって最初の2ヶ月でしたこと

デザインを勉強する時に、私がするのは本を買うことでも、オンラインスクールを受講することでもありません。トレンドや流行を調べて学ぶのです。

だってそうでしょう?その本は、その時の最先端であって今の最先端ではありません。オンラインセミナーやスクールの講師は本当に第一線で活躍している人なのですか?

答えはいつだって、今のいまネットや身の回りにあるものです。出来るだけ多くの種類を時間をかけて見る、観る、覧るのです。そうすれば魅せるデザインが出来る様になります。

そうして、収入がない時期の前半4月5月は情報の収集、そしてそれを自身にインプットする時間に充てました。

後半の2ヶ月で仕事の見通しをゼロに

後半の6月7月にしたことは、ズバリ今後の収入顧客確保のために、仕事を受ける形を変えることでした。実は今年が始まって3ヶ月の間、ココナラだけで月に30万以上稼げていたんです。実績が無いまま独立出来たのも、ココナラで実績を作りつつ収入を得ることが出来たからと言っても過言ではありません。

しかしです、ココナラは25%手数料として取られるんです、ですから以上4分の1は税金を払えるわけでもなく、運営に払うお金になるのです。

そこで私は決心しました。営業しなくても、実績が無くても実力で30万稼げるココナラ。辞めようと。

だって25%とられるの嫌ですもん。ディレクション代わりにしてくれるなら納得します。お金払うの稼ぎながらも3ヶ月間モヤモヤしてたんです。だからココナラでお仕事貰うの辞める判断をしました。

そうです、この時点で収入の見通しがクリーンに、綺麗さっぱりゼロになりました。

そこから、私がしたこと

これが、今回のミソですね。敢えてマイナス点がある収入先をクリーンにする。そして新たにしたことが、案件紹介を行ってくれる企業と業務委託を契約しました。

時給ではなく、単発ごとに案件見積もりを行うことが出来るので、やればやるほどお金が稼げる状態です。

ココナラやランサーズも実績づくりには向いているのですが、やはり手数料や報酬単価が非常に低いことからもクラウドソーシングサービスであるランサーズ(Lancers)クラウドワークス(CrowdWorks)ココナラ(coconala)よりも、企業と契約することを私はお勧めします。

また増えてきている新型コロナ感染者。今後を見据えてデザイナーがするべきこと

また全国の新型コロナウイルス感染者が1000人を超えてきました。営業自粛、外出自粛、テレワーク推奨。そして次の緊急事態宣言の可能性すらもあります。

私たちデザイナーは、自己表現をするアーティストではありません。商業デザイナーと言われる商業にかかわるデザインをする人です。デザイナーを仕事にするということは多少なりとも時代に沿って働き方を変えていかねばなりません。

今こそ、時代の転換期です。webでの事業を円滑に進められるように日々準備をしないといけませんね。

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コメント

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